CASE-002222 / 2025年度
徳島市役所 最終合格(社会人経験者枠・2025年度)
地元の信用金庫で9年間、窓口と融資の営業を担当したあと、徳島市役所の社会人経験者枠(行政)を受けて最終合格しました。筆記は教養の基礎と論文で、特に論文の準備に時間をかけました。子どもが小さく勉強時間は限られていましたが、職務経験を市の課題に結びつけて話せるよう整理したことが合格につながったと感じています。
- 受験年度
- 2025年度
- 主な受験先
- 徳島市役所
- 試験結果
- 最終合格
- 採用状況
- 入庁
- 職種・区分
- 一般行政/社会人経験者
- 受験時の属性
- 民間勤務
- 最終学歴
- 大学
- 新卒・既卒
- 既卒
- 受験時年齢
- 32歳
- 大学区分
- 私立
- 社会人経験
- 108ヶ月
- 勉強方法
- 完全独学
- 勉強期間
- 8ヶ月(2025年01月〜)
- 1日の勉強時間
- 平日1h/休日3h
- 民間併願
- 民間併願なし
- 面接練習
- 3回/転職支援の窓口、公務員に転職した大学時代の先輩
公務員を目指した理由
融資の担当として商店街のお店を回るうちに、後継ぎがいない、空き店舗が増えているという相談を何度も受けました。金融機関の立場では貸す、貸さないの判断までしかできず、まち全体をどうするかには関われないもどかしさがありました。地域の課題そのものに取り組む側に回りたいと思い、転職を決めました。
受験先の選び方
家を建てたばかりで、夫婦とも実家が徳島市内にあることから、転居をともなわない徳島市役所を第一に考えました。県庁の経験者採用も調べましたが、商店街や中小事業者との距離が近い市の仕事のほうが、これまでの経験を生かせると判断して1か所に絞りました。
勉強の進め方
1月に試験案内を確認し、まず論文の出題傾向を過去3年分調べました。2月から4月は教養の数的処理と時事を毎日少しずつ、5月からは論文を週1本書いて妻に読んでもらいました。7月に入ってからは職務経験論文と面接の準備に切り替え、実績を数字で説明できるようメモを作りました。
1日のスケジュール
平日は子どもを寝かしつけたあとの21時半から22時半までの1時間を勉強にあてました。通勤の車の中では時事の音声解説を聞いていました。休日は家族が起きる前の早朝に2時間、午後に子どもの昼寝の間に1時間という形で、細切れの時間をつなぎ合わせていました。
イチオシの教材
採点する側がどこを見ているのかが具体的に書かれていて、自分の論文のどこが弱いかを客観的に判断できるようになりました。社会人枠の論文は経験談に寄りすぎると評価が下がると分かり、行政の視点に引き戻して書く練習ができたのが役に立ちました。
ほかに使ったもの:公務員試験 速攻の時事/寺本康之の面接回答大全
PR:楽天外部スポンサー
苦手科目をどうしたか
学生時代から数的処理が苦手で、最初は全く点が取れませんでした。社会人枠は教養の比重がそれほど高くないと聞き、全範囲をやるのはあきらめて、割合や速さなど仕事でも使う分野に絞って繰り返しました。完璧を目指さず、足切りを避けることを目標にしました。
筆記試験の手応え・当日のこと
教養は6割に届いたかどうかという感覚でした。論文は「地域経済の活性化に市はどう取り組むべきか」という題で、融資先の事業者から聞いた声を具体例として入れられたので、書きやすかったです。時間配分も練習どおりにできました。
論文・専門記述の対策
論文は、課題の現状、原因、市として取れる対策、自分がどう関わるかの4段落で書く型を決めました。最初は銀行員目線の意見になりがちだったので、市民全体にとってどうかという視点を必ず入れるよう意識しました。書いたものは翌日読み返して削る作業を繰り返しました。
面接対策をどう進めたか
面接は、転職支援の窓口で模擬面接を2回受けたほか、公務員に転職した大学時代の先輩に1回見てもらいました。「なぜ今なのか」「民間のほうが給料が高いのでは」といった転職者向けの質問を想定し、答えを短くまとめて、質問を重ねられても崩れないよう準備しました。
面接で聞かれたこと
- 信用金庫を辞めてまで市役所に転職したい理由は何ですか。
- 徳島市の中心市街地の課題をどう考えていますか。
- 融資の仕事で、お客様と意見が対立したときはどう対応しましたか。
- 希望の部署に配属されなかったらどうしますか。
受験した本人の記憶に基づく記録です。実際の出題や次回の出題を保証するものではありません。
振り返り
以下は受験した本人の振り返りです。運営が合否の原因を判定したものではありません。
合格した理由だと思うこと
融資営業で商店街の事業者と向き合ってきた経験を、市の産業振興やまちづくりの課題にどう生かせるかを具体的に説明できたことが評価されたと思います。論文でも同じ軸で書けたので、全体に一貫性が出せました。
これから受験する人へ
働きながら、子育てをしながらの受験は、まとまった時間が取れないのが当たり前です。一日一時間でも続ければ半年で形になります。社会人枠では経験の中身が問われるので、これまでの仕事で何をして、何が変わったかを数字も交えて早めに書き出しておくと、論文にも面接にも使えます。
